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東鉄総合研修センター

TRAINING

当社グループは、企業の持続的成長には、人材育成が必須と考えています。多様性の時代を迎え、お互いを尊重し合いながら、仕事を通じた自己実現を叶えていくことが求められるなかで、「仕事の深掘り・高度化」の挑戦を後押しし、フレキシブルな人材活用により、強靭でレジリエントな組織力の強化を図ってまいります。人材育成の取組みは、2022年4月より本格稼働した「東鉄総合研修センター」を拠点に、実効性のある教育・訓練プログラムの強化を行っています。

東鉄総合研修センターを上空から見た画像です

基本理念

“企業は人”…人材育成は、全ての東鉄工業グループメンバーが常に取り組むべき重要事項です。東鉄総合研修センターにおいては、下記基本方針のもとで、人材育成に取り組み、東鉄工業グループの強い基盤を造り、健全で永続的な成長と社員の幸福の実現を目指します。

啐啄同機の画像です

そったくどうき “啐啄同機”

“啐”はヒナが内側から卵の殻をつつくこと、“啄”は親鳥が外側から卵の殻をつつくこと、それが“同機”すなわち両者がそろうことによって、ヒナが卵からかえることを意味します。

当社では「自らの成長意欲と、周囲(教える側、上司・先輩など)の働きかけが相まって、人は大きく成長できる」と捉え、人材育成のコンセプトとしています。

基本方針

“真のプロフェッショナル”を育てる

事業を支える深い専門技術と、社会の安全・安心を支える強い使命感・責任感と、判断力・リーダーシップ・社会常識を身につけた豊かな人間力を兼ね備えた“真のプロフェッショナル”を育てる

“知る”+“見る”+“触れる”+“体感する”

机上の勉強だけでなく、自ら現物に触れ、図面や書類ではわからない全体像や細部を見て、体と手足を動かして作ったり壊したり、お互いに意見を交わしあったり、成功したり失敗したりしてその体験を実感・共有しながら、地に足の着いた技術力と安全意識を身につける

“教わって習い”“自ら学び”“教える”ことで極める

教わることを習得するだけでなく、深い関心と向上心を持って自ら学び、また教える側も教えることによって自らの知識や理解を再確認してさらにそれを高めて行く

“外と未来”に開かれた場

①東鉄グループ、協力会社はもとより、近隣住民の皆さまや当社事業に関心のある学生・生徒など社外に広く開かれた場

②太陽光発電によるクリーンエネルギーなど、地球環境に優しい当社の専門技術を活かすとともに、質の高い教育、働きがいの向上など、ESG、SDGsの実現に向けて歩む場

③未来に向けた新技術、新工法、新教育手法などにもチャレンジする場

設備紹介

東鉄総合研修センターは約4万㎡の敷地に、研修棟、実習棟、実習線、大型保線機械などの各施設・設備を配置しており、実習線を備えた研修施設としては、国内トップクラスの規模を誇ります。実体験の研修により、「知って、見て、触れて、体感して」学ぶことができます。

東鉄総合研修センター

研修棟・安全研修室

教室5室(最大211名収容)、宿泊室26室(最大104名収容)を備えた、明るく快適な宿泊型研修施設です。

研修棟・安全研修室の画像です
研修棟・安全研修室の画像です

安全研修室

当社の経営理念である「安全はすべてに優先する」ことを理解・実践するために、当社で発生させた重大事故の実物展示や映像・VR(仮想現実)などのコンテンツを備えた安全研修室を研修棟内に設置しました。

安全研修室の画像です

実習棟

構造物実寸大模型3基(高架橋、鉄筋コンクリート造・鉄骨造の建築物)を備えた施設です。実際の工事で使用する材料の現物サンプルの展示もしています。屋上には太陽光パネルを設置し、発電した電力を研修棟に供給しています。

実習棟(土木部門)の画像です
(土木部門)
実習棟(建築部門)の画像です
(建築部門)
実習棟の画像です

ホーム

全長40mのホーム上に上家やホームドア設備を設置し、上家の基礎には自社開発した工法を採用しています。

ホームの画像です
ホームの画像です

実習線

総延長約830m( 最長約255m)の4つの線路と、さまざまな種類の線路構造、分岐器、マクラギ、信号機、架線等を取り入れています。また、線路のメンテナンスに欠かせないマルチプルタイタンパ等の大型保線機械を配置しています。

実習線の画像です
実習線の画像です
実習線の画像です
実習線の画像です

踏切

踏切遮断器、警報機、非常用停止ボタンを設置しています。安全ルールを学んだり、踏切内に軌陸車を載線する研修を行います。

踏切の画像です
踏切の画像です

検修庫

全長約43mの建物で、大型保線機械の下回りの点検や、部品を交換するために設けられた半地下の整備所がある施設です。検修庫内は、車両下にメンテナンス用の空間を設けるために、鋼材の上にレールを敷き、車両が入庫できる構造です。

検修庫の画像です
検修庫の画像です

屋外実習用構造物

電化柱耐震訓練設備

新幹線に設置されている電化柱を再現し、当社が特許技術を保有する電化柱耐震補強工法を訓練しています。今後のプロジェクト工事を見据え、協力会社とともに施工訓練を行い、技術力の向上に取り組んでいます。

屋外実習用構造物の画像です
屋外実習用構造物の画像です

マクラギ抱込み式工事桁及び下路式工事桁

2種類の工事桁を実物大で再現し、分割架設の技術継承と基礎レベルの定着を目指しています。今後の橋りょうの老朽化対策や長寿命化工事に向けた人材育成を進めています。

屋外実習用構造物の画像です
屋外実習用構造物の画像です

安全を誓う碑

当社の協力会社で構成される安全衛生協力会より、さまざまな事故や事象で殉職された社員・協力会社の皆さまへの思いを込めて寄贈いただいた記念碑です。鉄道事業を象徴するレールで構成されており、コンセプトはTORCH「松明」となっており、闇を照らすことへの象徴や、知識の光を意味しております

安全を誓う碑の画像です

デザインのこだわり

東鉄総合研修センターは、当社グループのアイデンティティである鉄道事業に関連し、「線路のレール」がデザインモチーフとして各所にあしらわれています。当施設を訪れた際にぜひお探しいただければと思います。また、世界的なデザインコンテストにおいても高く評価をいただいており、2022年5月20日にアメリカ・ニューヨークで開催された「THE ONE SHOW」においては、デザイン部門(空間デザイン/経路案内)でゴールドを受賞しております。

レールのあしらい

レールのあしらいの画像です
レールのあしらいの画像です

【デザインコンテスト受賞一覧】

AWARD応募カテゴリー応募結果
IDEA(International Design Excellence Awards)EnvironmentalSILVER
Red Dot Design AwardBrand&Communication DesignRed Dot Award
iF Design AwardCommunicationiF Design Award
SKY DESIGN AWARDSVisual&Design Business Division(including
exhibition)Signage Design
SHORTLIST
A´Design AwardVisual Communication DesignSILVER
AZ AwardsExperiential Graphic Design Way-findingTHE WINNER
ADC AwardsExperiential Design SHORTLIST
The One ShowDesignGOLD
dezeen awardsGraphic Design SHORTLIST&PUBLIC VOTE WINNER
DFA Design for Asia AwardsCommunication DesignGOLD
日本空間デザイン賞(DSA賞)SHORTLIST(入賞)
日本サインデザイン賞(SDA賞)銀賞
GOOD DESIGN AWARDEnvioronmentalGOOD DESIGN AWARD
Taipei Design AwardVisual Communication DesignGOLD
Goldreed Industrial Design AwardCommunication DesignGOLD
GOLD PIN DESIGN AWARDIntegration DesignSHORTLIST
New Zealand Best Design AwardEnvioronmental GraphicSILVER