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浸水対策ガイドライン

今冬は大雪地域もあり厳冬からやっと春を迎え、過ごしやすい時期となってきました。
これから数か月は新緑芽生える1年で最も過ごしやすい時期を迎えます。
ネガティブなことで申し訳ありませんが、その後は梅雨、台風とまた雨の心配をしなくてはならない時期を迎えることになります。
昨今の水害により、国土交通省では、様々な浸水対策の強化を施策されています。
国交省ホームページ資料には、地球温暖化は疑う余地がなく、21世紀までに世界平均気温が更に0.3~4.8℃上昇するとされ、短時間強雨の発生件数が30年前の1.4倍に増加し、このまま温室効果ガスの排出が続いた場合、短時間強雨の発生件数は、現在の2倍以上に増加する可能性があるとされています。
国土交通省の都市浸水対策達成率(概ね5年に1回程度発生する規模の降雨に対応する下水道整備の割合)は、平成30年度末で59%、しかし整備を進めても内水氾濫による被害は、未だ多い状況となっています。
対策として「事前防災」整備の加速、整備効果発現までの間、ソフト施策を推進・強化させる必要があるとされています。
地球温暖化は確実に進み、有効確実な温暖化対策がない状況では、気温上昇、短時間強雨に備えなければならない、しかし排水整備は間に合わず、ソフト面の取組である水害防災に対するリスクの洗い出し、対策、命を守る対策を検討して下さい、と訴えています。
国土交通省は、「大規模工場等に係る浸水防止計画作成の手引き(洪水・内水・高潮編)」 等で浸水防止計画策定を呼びかけており
また19号台風による大雨に伴う内水氾濫により、高層マンションの地下部分に設置された高圧受電設備が冠水し、停電したことによりエレベータ、給水設備等のライフラインが一定期間使用不能となる被害が発生し「建築物における電気設備の浸水対策ガイドライ」を公表しています。
 内容は電気設備への浸水対策が書かれていますが、様々な建物への浸水対策としても非常に参考になることが記述されています。75ページと長文で詳細を把握しながら理解するのは相当な労力が必要ですが、以下内容を要約します。
・ 想定水深、浸水継続時間、浸水規模の設定
国、地方公共団体が指定・公表されているハザードマップの利用
地形情報、過去の浸水実績から浸水規模を想定する
・ 浸水を防止する部分の選定
浸水を防止する部分は、電源確保する場所か、高価機材がある場所か、事務所貴重品がある場所か、住居空間の場所かの選定
・ 電気設備は浸水リスクの低い場所に設置する
電気設備を上階に設置する等(しかし、既存の電気設備の上階への移設、又は嵩上げするには配線毎入れ替える必要があり、高額な費用が発生します。)の対策をする。
・ 建物への浸水を防止する、水防ラインを決め対策する
水防ラインの浸水経路を止水板、防水扉、マウンドアップ、土のうで対策する
換気口等の開口部の止水対策(防水窓の取付)
・ 逆流、溢水対策
下水道からの逆流をゲート、バルブ等で防止する、貯留槽からの逆流を逆流防止装置取付等により防止する。
・電気設備の早期復旧の為の対策
電気設備業者への連絡体制、排水、清掃、復旧方法の検討
また参考資料には、浸水リスクを低減する具体的な取組として、商業ビルの電源設備を浸水リスクの低い場所への配置例等が記載されています。
浸水防止用設備の概要では、止水板、土のう、防水扉、防水シャッターの機能性から取付最適箇所が選択できるようになっています。
残念ながら、掲載されている事例の止水板写真には弊社の止水板はなく、止水板選択での記述も軽量で止水性能が高いWaterShutterであればもっと選択が広がります。
水害に対する備えは国、地方公共団体に頼っていては手遅れになることになり、自らを守る対策を検討しなければならないと思われます。
弊社はお客様と接する中、あらゆる浸水対策のご要望をお聞きし提案して参りました。浸水対策で何かしらお役に立てることができるかと思います。
浸水対策でお困りのことがございましたら、お気遣いなく何なりとお問合せ下さい。

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