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減災という考え方

水害を始めとする多くの自然災害による被害は、その地域の自然条件と社会条件により、被害の様相は変ります。被害の度合いは人間社会がどれだけ栄えているかに密接に関係しています。そもそも文明社会がないところに災害は存在しなかった・・・・わけですが、人間社会ができたことで、大雨や地震・火山・大雪、といったあらゆる自然現象が人間社会とラップすることで、実際に災害が発生するのです。また、人間の暮らし・産業が発展し都市部の土地が拡大・高度化することで、人間社会はもっともっと災害と隣り合わせになる確率も高くなるわけです。また、別の側面でいくと近年叫ばれている気候変動による自然災害の増加・巨大化も人間社会の発展によってもたらされたものであり、被害を拡大させる要因となっています。結局、人間が存在する限り、そして人間がより良い生活・快適な生活を求める限り、災害は存在しつづけ、被害も比例して増えていきます。なので、「災害をなくす」という考えだけでなく、自然の脅威と共存する、「災害を減らす・程度を和らげる」、いわゆる「減災」という考えも必要なってきます。

発生した災害に対して、一番大事なのは、「できるだけ被害を小さくする」こと、いわゆる「減災」です。減災のための要素は大きく3つに分かれます。 ①場所、②設備、③行動 です。

①大きな自然現象が発生しても災害が発生しにくい場所を選択する事。(例)土地が高い場所に居を構えたりするなど。 ②防災施設などを設置し、被害が起こりにくい環境をつくること。(例)水門や防水扉の設置もそうですし、大規模なものであれば、堤防の強化や、ダム、建物耐震化がそれにあたります。 ③被災を回避する行動をとること。またその準備。(例)危険状態から脱出するための、防災マニュアルや避難訓練などがこれにあたります。

当社の止水板「ウォーターシャッター」は②の被害が起こりにくい環境を作る設備の一つになりますが、こればかりを強化すればよいというわけでなく、この3つの要素をすべて考えた、最適な状態の構築、文明社会の発展も考え、そして様々な事情を考慮した、最適な施策を取ることで、本当の減災が達成できます。

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